大人のニキビは毛穴ケアが重要!毛穴詰まりの解消法とニキビ跡対策法

ヘルスケア

気づいたらいつの間にかできていて、何度も繰り返してしまう「大人ニキビ」。

生活リズムが乱れていると治りが悪く、潰してしまって跡が残る。そんなことも少なくありません。

ニキビの主な原因は毛穴詰まり。悪化すると毛穴が開いて悪循環に陥ってしまうので、適切な対応をいかに早く行うかが重要です。

毛穴詰まりが起こる原因や、ニキビ対策に有効なスキンケアや治療法についてみていきましょう。

毛穴詰まりとニキビができるメカニズム

毛穴詰まりとニキビができるメカニズム

毛穴詰まりの原因は、乾燥や加齢によるターンオーバーの乱れなどから毛穴の出口が狭くなり、毛穴に皮脂や角質、タンパク質などが詰まってしまうことです。

その結果、角栓ができてしまい、皮脂が排出されず毛穴の内部にたまっていきます。それが酸化して黒くなった状態が「毛穴の黒ずみ」です。

角栓が詰まると、皮脂を栄養分にしてアクネ菌が毛穴の内部で増殖。増殖したアクネ菌がニキビや炎症を引き起こし、肌トラブルを招いてしまいます。

毛穴を詰まらせるNGな生活習慣

ストレスや生活習慣も、毛穴詰まりの原因の一つです。毛穴を詰まらせやすいNG行動をしていないかチェックしていきましょう。

  • 野菜が少ない片手で食べられる食事が多い
  • 1時2時など深夜まで起きていることがよくある
  • ストレス解消法が特にない
  • メイクを綺麗に落としきれていない

野菜が少ない片手で食べられる食事が多い

片手で食べられるようなメニューが多い方は要注意。おにぎりやパンなど炭水化物中心の食事では、体に必要な栄養素を十分に補うことはできません。

魚や肉、大豆、卵などのたんぱく質、ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んだ野菜などをバランスよく摂ることを心がけましょう。

特に、レモン、キウイ、赤ピーマンにはビタミンCが、人参やほうれん草にはβ-カロテンが豊富に含まれており、肌や粘膜の働きを保ち、ニキビ予防にも効果的です。

また、食べる時間が不規則だと、内蔵機能が正常に働かず、肌荒れの原因になります。決まった時間に食事を摂ることも大切です。

1時や2時など深夜まで起きていることがよくある

睡眠も肌に大きな影響をもたらす要因の一つです。

細胞の修復やたんぱく質の合成を行い、肌の回復を促してくれる成長ホルモンの分泌のピークは、夜0~3時といわれています。

夜ふかしをしているとこの成長ホルモンが分泌されず、肌のターンオーバーが乱れる原因になってしまうのです。

質の良い睡眠のためには、寝る前の行動も重要です。寝る3~4時間前までにバランスの良い食事を摂り、寝る60~90分前までに入浴を済ませておきましょう。体がしっかり休まり、スムーズに入眠できるようになります。

ストレス解消法が特にない

日々の生活の中で受けるストレスは、自律神経に影響を及ぼし、免疫力の低下を招きます。

さらに、アンドロゲンという男性ホルモンが過剰に分泌されるため、皮脂が過剰に増え、ニキビができる原因になるのです。

ストレスをできる限り軽減させるために、以下のストレス解消法を試してみてください。

  • 好きな香りのアロマオイルを炊いてリラックスする
  • 質の良い睡眠を摂り、脳や体、心を休ませる
  • 適度な運動を行う
  • あたたかいお風呂にゆっくり浸かる

メイクを綺麗に落としきれていない

毛穴詰まりを防ぐには、クレンジングも重要です。クレンジングを行う際は、まず手を洗って清潔な状態にし、ポイントメイク→全顔の順に落としていきます。ポイントメイクは専用のリムーバーで落としましょう。

リキッド・オイルタイプのクレンジングは時間をかけていると肌の油分が奪われてしまうため、30秒程度で済ませましょう。クリームタイプのクレンジングは、乾いた手に取り出し、手であたためてから使うのがコツです。肌によくなじみ、しっかり汚れが取れるようになります。

すすぎは30~32度のぬるま湯でしっかり行いましょう。10回以下など、すすぎが足りないと汚れを落とし切れず、毛穴詰まりの原因になります。

また、シートタイプのクレンジングは手軽に使えるものの、汚れを落とし切るのは難しく、摩擦などで肌に余計な負担がかかります。

毛穴詰まりを解消する洗顔の仕方

毛穴詰まりを解消する洗顔の仕方

クレンジングでメイクや汚れを落とした後は、すぐに洗顔しましょう。毛穴詰まりに効果的な洗顔の手順は以下の通りです。

  1. ハンドソープで手を洗い、清潔な状態にする
  2. ぬるま湯で5~10回、顔をすすぐ
  3. 洗顔料を泡立てネットを使って泡立てる
  4. 泡立てた洗顔料をTゾーンに乗せ、泡を転がすようにのばす
  5. 手全体を使い、泡で円を描くように洗っていく
  6. 泡が残らないよう、ぬるま湯で丁寧にすすぐ
  7. 冷水で肌を引き締める
  8. 清潔なタオルを使い、水分を優しく吸い取る

ポイントは、肌に触れるのではなく、泡に触れて洗うこと。刺激が少なく、余計な油分や汚れだけを綺麗に落とせます。

また、すすぐ際はシャワーの使用はNGです。圧が強いため、肌に負担がかかります。

毛穴詰まり・ニキビの予防に効果的なスキンケア

毛穴詰まりやニキビが気になるとき、指で押し出したりピンセットで抜いたりする人もいますが、これらは肌に負担がかかる行為です。毛穴詰まりやニキビは、以下のようなスキンケアで解消しましょう。

  • 綿棒でマッサージする

メイクを落とした後、5分ほど蒸しタオルをあてて毛穴を開かせ、オイルをしみ込ませた綿棒で、毛穴汚れが気になる小鼻などをくるくるとマッサージします。

  • オイルでパックをする

メイクを落とした後、5分ほど蒸しタオルをあてて毛穴を開かせ、手のひらで温めたオイルを塗布してラップでパック。10分ほど放置してからティッシュオフします。

  • 酵素系の洗顔料でスペシャルケアを

週に1~2回程度、たんぱく質を分解する酵素を含んだ洗顔料を使用することで、固まった角栓も取り除きやすくなります。分解や除去する力が強いぶん、頻繁に使い過ぎると肌に負担がかかるので注意しましょう。

毛穴詰まり・ニキビに効果的な化粧水の選び方

毛穴詰まり・ニキビに効果的な化粧水の選び方

毛穴詰まりやニキビが気になるときは、化粧水を変えるのもひとつの手段です。毛穴詰まりやニキビに効果的な化粧水を選ぶポイントを押さえておきましょう。

  • ニキビに有効な成分が入っているものを選ぶ

ビタミンC誘導体やグリチルリチン酸など、ニキビに有効な成分入りがベストです。アクネ菌殺傷成分入りのものも良いでしょう。

  • 肌への刺激が少ないものを選ぶ

肌に刺激を与えてしまうと、ニキビが悪化する原因になります。「ノンコメドジェニックテスト済」「オイルフリー」「アルコールフリー」などの記載があるものがおすすめです。

  • 高保湿タイプを選ぶ

乾燥によって毛穴が固くなってしまうことが大人ニキビの原因になることもあるので、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった、保湿力の高い成分が入ったものを選びましょう。

ニキビ跡と毛穴開きの関係

ニキビ跡と毛穴開きの関係

ニキビができたとき、綺麗に治る場合もあれば、跡になって残る場合もあります。

適切なケアができず悪化させてしまったり、早くなくそうとして潰してしまったりすると、クレーター状の跡になって残ることがあるため、正しいケアが不可欠です。

また、クレーター状の跡は毛穴が塞がらず、ずっと開いた状態が続くため、皮脂や汚れがたまりやすくなります。

結果、毛穴に皮脂や汚れが溜まり、新たな角栓や、それによる肌トラブルも引き落としやすくなってしまいます。

ニキビ跡ができてしまう理由

ニキビは、できてから早めに対策をしないとどんどん悪化していきます。できた初期の白ニキビや、酸化が進んだ状態の黒ニキビの間に治せば跡も残りにくいのですが、炎症を起こしている赤ニキビまで進んでしまうと要注意です。

赤ニキビは、感染した細菌により毛細血管が壊れ、肌のより深い層が傷つくため治りも遅く、完全に跡が消えるまでに1年以上かかることもあります。

白ニキビや黒ニキビでも無理やり潰すと跡になるため、適切な治療を行いましょう。

ニキビを初期段階で治す方法

初期段階のニキビは「白ニキビ」といわれるもので、皮脂が白く盛り上がった状態です。

角質が毛穴を塞ぎ、汚れによる角栓が詰まっているのが特徴で、まだ炎症を起こしていないため、白ニキビのときに対策できれば跡が残らず綺麗に治ります。

白ニキビができたときは、オイルタイプのクレンジングはアクネ菌のエサになってしまうため、ミルクタイプやジェルタイプに変えましょう。

古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを整えてくれるピーリングを行うのも有効です。ピーリングは、角質除去効果の高い、AHAやBHA配合のものを選ぶとより効果を期待できます。

ニキビ跡の種類

ニキビ跡には、大きく分けて2種類あります。

  • 色素沈着したニキビ跡

悪化したニキビの炎症から肌を守ろうと大量に作られたメラニン色素により、ニキビ跡が茶色く、シミのように残った状態です。

  • クレーターになったニキビ跡

ニキビが治る際に、壊れてしまった真皮が修復できたところと、できなかったところの差により、肌が凸凹になった状態です。

色素沈着したニキビ跡

色素沈着したニキビ跡は、炎症から肌を守るために作られたメラニン色素により、肌に茶色いシミやくすみが残ったものです。

肌のターンオーバーによってだんだん薄くなっていきますが、中には消えるまでに何年もかかることもあります。

自宅でケアする際は、ピーリングや美白系のアイテムが有効です。ピーリングは肌に刺激を与えるため、週に1回など間隔をあけて使いましょう。

なお、擦り洗いなど、肌に負担をかける行為はNGです。悪化しないよう、優しくケアするのがコツになります。

また、美白系のアイテムは、肌のターンオーバーを促すだけでなく、メラニン色素にも働きかけてくれます。

メイクの際も、ゴシゴシと擦るのは厳禁。まずは暗めのコンシーラーを細いブラシでそっと乗せ、周りを明るめのコンシーラーでぼかせば目立たなくなります。

クレーターになったニキビ跡

悪化したニキビにより壊れた真皮が、修復できた場所とできなかった場所の差が生まれることでできるのが、クレーター状のニキビ跡です。炎症はありませんが、肌の表面が凸凹としているため、荒れているように見えます。

ひどくなった場合はクリニックでの治療が効果的ですが、自宅でのケアを行うことで、薄く、目立たなくすることもできます。

自宅では肌のターンオーバーの乱れの改善を第一に考え、ピーリングを行いましょう。その際、スクラブ系のピーリングは肌を傷めてしまうため、フルーツ酸系のものがおすすめです。

メイクでは、リキッドタイプでハイライト効果のあるコンシーラーを綿棒に取り、そっと乗せるように溝を埋めてから周りをぼかしていくと、綺麗に隠せて目立たなくなります。

ニキビ跡の治療方法

ニキビ跡の治療方法

悪化したニキビは、セルフケアだけでは改善できない場合もあります。その際は、飲み薬やクリニックでの治療なども検討してみましょう。

塗り薬や飲み薬で治す

炎症を起こしている赤ニキビや、色素沈着したニキビ跡、クレーター状のニキビ跡を綺麗に早く治すには、飲み薬や塗り薬が有効です。クリニックでは以下のような薬が処方されています。

  • ディフェリン

にきびができない肌質にする

  • ベピオゲル

抗菌作用があり、たまった角質を改善する

  • デュアック

炎症を抑える

まずは保険診療で状態を診て、保険治療なのか自費治療なのか診断されます。保険治療を試し、治らなかった場合には保険外の自費治療を検討する、というケースがほとんどですので、一度クリニックで確認してみましょう。

レーザー治療を受ける

赤黒く色素沈着した、もしくはクレーター状になってしまったニキビ跡には、レーザー治療をする方法があります。

レーザー治療は、針よりも細い穴を開けて膿を排出させるのと同時に殺菌も行うため、炎症を取り除くことができるのです。

レーザー治療は基本的に自費治療です。価格は、1発につき500~1000円程度が多く、両頬では15000~25000円程度。治療が進むにつれ肌の凸凹が埋まっていき、次第に肌の調子が整って化粧ノリもよくなります。

ステロイド注射をする

フェイスラインやあごにできやすいもり上がった赤ニキビには、ステロイド注射をすすめられることがあります。

ニキビのできている箇所に直接ステロイドを注射することで、約3~5日の短期間で炎症を抑える効果があります。価格は1個あたり1000円~程度で、自費治療で行うのが通常です。

また、クリニックによっては、高濃度のビタミンC点滴を同時にすすめることもあります。ニキビに有効なビタミンを直接取り入れることができ、ニキビをできにくくする働きが期待されます。

まとめ

毛穴詰まりやニキビは、普段の生活習慣やストレスが大きく関係しています。

一度に大きく変えることは難しいかもしれませんが、日々のスキンケアや食生活を見直すだけで、肌の状態を少しずつ改善させることができます。

ニキビができてしまったら、それぞれのニキビにあった適切な治療を行いましょう。

大原則である「肌のターンオーバーの乱れを改善」することが、美肌への第一歩となるでしょう。

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