肌荒れの原因と対策方法~規則正しい生活と食生活で肌トラブルを改善

ヘルスケア
肌荒れを気にする女性

肌荒れに悩まされている方は、その原因を突き止めてしっかり対策することが大切です。原因を取り除きつつ対策すれば、肌荒れのないなめらかな肌をキープできます。

また、基本の対策に加えて、肌断食を試してみるのも一つの方法です。

肌荒れの原因や対策から肌断食の方法、注意点まで詳しく解説します。

肌荒れの原因と対策

肌荒れの原因はさまざまですが、主に次の五つが挙げられます。

  • ターンオーバーの乱れ
  • 過度なストレス
  • 偏食による栄養不足
  • 睡眠不足
  • 紫外線ダメージ

ターンオーバーが乱れていたり、睡眠不足や栄養不足になっていたりすると、健康な肌を作ることができません。また、ストレスや紫外線も肌に悪影響を及ぼします。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わるサイクルのことです。

肌は、表皮・真皮・皮下組織で成り立っており、さらに表皮は最上層から順に角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)の4層から構成されています。

基底層で作られた新しい細胞が肌の表面へと向かって上がっていき、角質層の古い細胞が垢として自然にはがれることで新しい細胞と置き換わります。この現象がターンオーバーです。

ターンオーバーは、加齢や乾燥、ストレス、栄養不足などさまざまな原因で乱れてしまいます。

ターンオーバーが乱れると、健康な肌細胞が表面に上がらず、刺激に弱くなったり乾燥したりするのです。

イライラや不安を解消できずに溜め込んでいる

ストレスの蓄積は、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。

同時に、自律神経のバランスも乱れ、血管の収縮と拡張がうまく機能しなくなり血流が悪くなるのです。

ターンオーバーに必要な栄養は血液によって肌へと運ばれるため、ストレスで血流が悪くなると肌が栄養不足になります。

その結果、ターンオーバーが遅れて古い角質が肌の表面に溜まり、肌トラブルのリスクが上がります。

ストレスを解消するためには、以下のようなことを取り入れるとよいでしょう。

  • 適度な運動
  • 入浴
  • 趣味を楽しむ
  • カラオケ
  • 十分に睡眠をとるなど

おにぎりやカップ麺など主食だけで済ませている

おにぎりやカップ麺などだけで食事を済ませていると、炭水化物は十分に摂れていても、ビタミンやミネラル、タンパク質などが不足します。

これらの栄養素はいずれもターンオーバーに欠かせないため、十分に摂ることが大切です。

食生活が乱れていると、栄養素の偏りからターンオーバーが乱れ、肌トラブルのリスクが上がります。

また、食物繊維の不足や栄養バランスの乱れが原因で便秘になり、それが原因でさらに肌荒れがひどくなることもあります。

肌の調子を整えるべく、以下のようなメニューを食卓に取り入れてみましょう。

  • 野菜炒め
  • わかめのナムル
  • みそ汁
  • 鶏肉のソテー
  • 野菜サラダ

就寝が0時以降になることが多い

就寝が0時以降になると、ターンオーバーに必要な成長ホルモンの分泌が滞る可能性があります。

0~3時の間、特に寝入りばな1.5~3時間に成長ホルモンが分泌されるといわれているため、遅くとも0時までには就寝するようにしましょう。夜ふかしが続くと、ターンオーバーが乱れて肌荒れのリスクが上がります。

また、単に長く眠るのではなく、睡眠の質も成長ホルモンに影響するといわれています。

十分に寝たはずなのに眠気がとれない場合は、睡眠の質が下がっていると考えられるでしょう。寝る前にテレビやスマホを見ていたり、部屋の明かりを消さなかったりすると、睡眠の質が下がるため注意が必要です。就寝前は以下の点を心がけましょう。

  • 部屋の明かりは消す
  • スマホやテレビを見ない
  • 食事は3時間前までに済ませる
  • 2時間前に入浴する

日焼け止めは朝塗ったらその後塗り直さない

日焼け止めを塗っているものの、こまめに塗り直さない場合は紫外線ダメージを受けてしまいます。

ターンオーバーが整っていても、紫外線によるダメージを受けると肌が乾燥して肌荒れのリスクが上がるため、十分に紫外線対策をしましょう。

日焼け止めは、目安として2時間程度で落ちてしまうため、こまめに塗り直しましょう。

日焼け止めには、肌の表面を黒くするUVAを防ぐ能力を示すPAと、肌に炎症を引き起こすUVBを防ぐ能力を示すSPFが定められています。

ちょっとした散歩や買い物などの外出であればPA+、SPF10~20でいいですが、炎天下のレジャーやマリンスポーツではPA+++、SPF30~50のものが必要です。紫外線の強さに合わせて、適切に日焼け止めを選びましょう。

肌に良い食べ物

肌に良い食べ物

肌に特別良い食べ物は存在しません。さまざまな栄養をさまざまな食材からバランスよく摂ることで、ターンオーバーを整えられるのです。

以下のような食べ物から、肌のターンオーバーに欠かせない栄養を摂りましょう。

  • ビタミンA: ウナギ、鶏・豚レバー、乳製品、卵、ニンジン、ホウレンソウ、ワカメなど
  • ビタミンB群:豚肉、大豆、キノコ類、サンマ、ニンジンなど
  • ビタミンE: ウナギ、モロヘイヤ、アボカド、ピーナッツ、アーモンドなど
  • ミネラル(鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウム):牡蠣、魚介類、牛乳など
  • アミノ酸:肉類、魚類、大豆類、卵など

一汁三菜を基本として、さまざまな食べ物を食べることが大切です。

肌断食とは

肌断食とは、過度なメイクやスキンケアを避け、本来の肌の力を取り戻すことを目的とした方法です。

化粧品には、界面活性剤や防腐剤が含まれていることが多く、肌にダメージを与える可能性があります。このようなダメージを避けることで、本来の力が戻り、健康な肌をキープできるようになるとされています。

ただし、肌断食には諸説があり、「保湿ケアやUVケアは必須」「多少のスキンケアが必要」など、その方法はさまざまです。

また、肌の状態は人によって異なるため、自分に合う形で肌断食をしなければ逆に肌トラブルのリスクが上がります。肌断食を行うのであれば、正しい方法や注意点を確認しておくことが大切です。

肌断食の方法や注意点について詳しくみていきましょう。

肌断食のやり方

肌断食の方法は、主に次の四つがあります。

  • 洗顔は水か石鹸で
  • 化粧水も乳液もつけない
  • 乾燥が気になるときはワセリンを
  • 化粧は必要に応じて最小限に

まずは上記の基本を押さえておきましょう。

洗顔は水か石鹸で

洗顔は、基本的に水だけで行います。しかし、水では肌の余分な皮脂を落とせないため、ベタつきが気になる人もいるでしょう。

ベタつきが気になる場合は、石鹸で洗ってください。石鹸には、添加物が含まれていないものが多いため、肌断食に適しているといわれています。

水だけの洗顔で、はじめは脂っぽさを感じても、次第に肌が順応してバランスが整うようになるとされています。

また、洗顔料を使わないことで、日々のスキンケアの時間も短くなるでしょう。

化粧水も乳液もつけない

保湿ケアでは、化粧水や乳液を使いますが、肌断食では一切使用しません。

肌の水分や油分が一時的に不足しますが、肌断食を続けるうちに肌が乾燥しなくなるといわれています。

ただし、最初はカサつくため、肌トラブルが起こる可能性があります。

また、肌の状態がすぐによくなった場合は、そもそも化粧水や乳液が肌に合っていなかったと考えられるでしょう。

一方、保湿ケアをやめたことで肌荒れがひどくなった場合は、無理に続けないことも大切です。

乾燥が気になるときはワセリンを

肌のつっぱり感が気になるときは、少量のワセリンをつけましょう。

ワセリンは、石油を精製して作られたものですが、純度が高いものであれば肌への刺激が少なく、油分で肌のバリア機能を高められます。

ただし、ワセリンは油分を補給するためのものであり、肌の水分量を増やすことはできません。

肌断食中のケアには、白色ワセリンを使いましょう。黄色ワセリンや単なるワセリンは純度が比較的低いため、肌トラブルを招く可能性があります。

化粧は必要に応じて最小限に

肌断食にチャレンジしている人の中には、スキンケアはしていないものの化粧はしているという人もいます。

アイメイクや口紅などのポイントメイクであれば、肌荒れのリスクは少ないでしょう。

また、旅行や遠出のときだけ化粧する人や石鹸で落とせる化粧品を使う人など、化粧の方法もさまざまです。

いずれにしても、化粧をする場合はクレンジング剤ではなく純石鹸などで簡単に落とせる化粧品を使いましょう。

また、化粧を落とすために純石鹸を使うと、結果的に肌の乾燥が加速するため、多少の保湿ケアが必要になる可能性があります。

肌断食の注意点

今まで当たり前におこなってきたスキンケアを急にやめてしまうと、肌が大きなダメージを受けてしまいかねません。

ターンオーバーも乱れると、カサつきや赤み、ニキビなどのリスクが上がります。肌断食には体質や肌質によって向き不向きがあるため、少しずつ進めていくことが大切です。

洗顔の頻度を減らしたり、化粧水だけで保湿したりすることからはじめましょう。

また、大きな肌トラブルが起こりそうな場合は、肌断食を中止するとよいでしょう。

肌断食で肌の調子が整っても、そのままの状態が長く続くとは限りません。また、肌が若返ったりシミが消えたりするわけでもないため、過度な期待はしないことが重要です。

まとめ

肌荒れのリスクは、ターンオーバーを整えることで抑えられます。保湿ケアや洗顔、栄養バランスのとれた食事などを日ごろから心がけましょう。

また、肌断食によって肌の調子が整う人もいます。ただし、人によって合う、合わないが大きい方法のため、少しずつ進めていくことが大切です。

結果的に、肌の状態が良くなるように正しいケアを続けましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました